夏の風物詩として知られるそうめんですが、贈り物として選ばれる理由は他にもあることをご存知でしょうか?
そうめんは形が細く長いことから、「喜びが長く続く」という縁起物としての意味合いがあります。相手とのお付き合いに感謝し、今後も末永い交流を願うお中元のギフトとしては最適です。日本の食卓に浸透している一般的な食品だからこそ、お中元のそうめんは少し贅沢なものを選びたいところ。高級なものの選び方や、有名な銘柄について知っておくと、そうめんのお中元で感謝が伝わりやすくなりますよ。おいしいそうめんを選ぶ基準のひとつが熟成期間です。そうめんは秋~初春に製造され、その後、熟成させる期間によって新物・古物(ひねもの)・大古物(おおひねもの)に分けられます。それぞれの熟成期間は以下のとおりです。新物:梅雨時期を越した後に販売
古物:1年間熟成させ翌年の梅雨時期を越した後に販売、大古物:2年間熟成させ翌年梅雨時期を越した後に販売
高温多湿の梅雨を越すことで、生地の酵素が活発になり、組織が変化します。そのため、熟成を経たそうめんは、コシが強くなっていきます。高級に分類されるのは、主に古物、大古物です。ただし、熟成期間は長ければ長いほどいい、というわけではありません。2、3年が食べ頃だと言われています。
そうめんを選ぶ際には、太さにも注目しましょう。「見た目が美しい」「製造に技術が必要」という理由から、細いそうめんほど高級品とされています。細いそうめんは熟練した職人の手によって作られるため、大量生産はできません。手延べ製麺(説明は後述)は、1本あたりの細さが異なることから、10gあたりの細さで表現します。一般的な表示ごとの細さは以下のとおりです。さらに約300本/10gの「超極細」もあります。おいしいそうめんをお中元で贈りたい場合には、高級とされている細物以下の細さを選ぶのがおすすめです。
そうめんと同じく、夏を感じさせる食べ物として親しまれているひやむぎ。どちらも同じく白く細い麺ですが、違いについて知っている人は少ないかもしれません。実は、そうめんとひやむぎでは、麺の細さが異なるのです。機械製麺の場合、直径1.3mm未満であればそうめん、1.3mm以上1.7mm未満はひやむぎと、表記ルールが決められています。1.7mm以上はうどんに分類されます。手延べ製麺の場合、直径1.7mm未満であれば、そうめんとひやむぎ、どちらで表記しても問題ありません。
有名銘柄のそうめんは、麺の細さ、熟成期間などの条件によって等級を分けています。等級は、そうめんの質を判断するうえでわかりやすい指標です。そうめんをまとめている帯の色や箱のラベルなどで等級を確認できます。以下では、代表的な銘柄である「揖保乃糸」と「三輪素麺」の等級を紹介します。
手延べ製麺は、小麦粉、食塩、水を混ぜ、生地表面に植物性の油を塗って引き伸ばしていく製法です。熟成させ、生地が無理なく伸びる状態にしたうえで、縒りをかけながら生地を引き伸ばしていきます。しなやかな伸びは、小麦粉の成分であるグルテンによるものです。伸ばして休ませる工程を何度も繰り返すことで、そうめんの細さに仕上げています。他の製法との違いは、途中で生地を切らないことです。手間をかけることで、なめらかな食感とコシが生まれます。主に、高級そうめんに採用される製法です。機械製麺は、製麺機で生地を薄く伸ばし、乾燥させてから麺の細さに切る製法です。手打ち製麺は、生地をこね、伸ばした生地を切り、好みの太さに仕上げる製法です。現在では、手打ち製麺によるそうめんの流通量は多くありません。
おいしいそうめんを選びたければ、産地にも注目してみましょう。各産地はそうめんの有名銘柄を輩出しており、独自の厳密な品質管理を行っています。奈良県では、奈良県三輪素麺工業協同組合の取り仕切りにより「三輪そうめん」が製造されています。毎年5月に天皇皇后両陛下をはじめ各宮家へ献上される、皇室御用達のそうめんです。農林水産省の「手延べそうめん」品質表示基準より厳密な組合独自の基準を設けており、シビアな品質管理を行っています。三輪そうめんをお探しの際は、品質管理を受けた証である鳥居マークの帯を目印にしてください。代表的な銘柄の一つとして、1717年に創業された株式会社・山本の「白龍」「白髪」が挙げられます。
兵庫県は、「播州そうめん」の産地として有名です。代表的な銘柄として、兵庫県手延素麺協同組合が販売する播州手延そうめん「揖保乃糸」が挙げられます。約600年の間、伝統的な手延べ製法を受け継いでいます。さまざまな等級からそうめんを選べるのもポイントの一つ。赤色の帯が巻かれている「上級」は一般的なスーパーでも販売されており、多くの人に親しまれている等級です。
徳島県では、太くモチモチした食感が特徴的な「半田そうめん」が製造されています。日本農林規格(JAS)では、ひやむぎに分類される太さですが、半田手延べそうめんの場合は伝統と地域性が認められ、特別に「そうめん」と表記可能です。製麺所の場所によって300m程度の標高差があり、熟成時間や水加減などさまざまな条件が異なるため、製麺所ごとのブランド化が進んでいます。製麺所による味の違いが楽しめるでしょう。製造は、主に半田手延べそうめん協同組合が取り仕切っています。小野製麺の「手延半田めん」が有名です。
香川県は「小豆島そうめん」の産地です。小豆島手延素麺協同組合の「島の光」という銘柄が高級そうめんとして人気があります。ゴマ油を使う手延べ製麺で、麺の酸化を抑えています。独自の素材と製法を、約400年もの間受け継いでいる歴史ある銘柄です。
長崎県は島原手延素麺協同組合が管理する「島原そうめん」の産地として知られています。富山県では、砺波製麺協業組合などの取り仕切りにより「大門そうめん」が製造されています。くるくると巻かれる珍しい形状であることから、「丸まげ素麺」とも呼ばれています。せっかくの高級そうめんは、正しいゆで方でおいしくいただたきたいもの。細さや銘柄によって少し違いがありますが、基本的には以下のような方法を意識するとおいしくゆであがるでしょう。吹きこぼれないように注意しながら、好みの固さになるまでゆでる、好みの固さになったら、麺を上げ、流水でよく洗う、有名銘柄を販売している会社は、公式ホームページで作り方を解説していることがあります。高級そうめんを贈った人には、ぜひ正しいゆで方で召し上がっていただくように伝えましょう。
夏ギフトのイメージが強いそうめんですが、にゅうめんにしたりおすましの具にしたりと、1年を通じて味わってもらえる魅力があります。カラフルな色付きのそうめんは子どものお祝いごとや女性へのギフトとしても喜ばれるでしょう。食べれば無くなるためじゃまにならない、乾物のため日持ちしやすい、といった特徴から、ギフトとして贈りやすい食べ物です。お中元だけではなく、お歳暮やちょっとしたお礼にも、ぜひそうめんのギフトを検討してみてください。
高級そうめんのギフトをご検討であれば、ぜひアーツギフトをご利用ください。全国の有名銘柄から、選りすぐりの高級そうめんを取り扱っています。代表的な高級そうめんギフトをご紹介しますので、お世話になっている方への贈り物としてぜひお選びください。2回以上の梅雨越しにより生まれるコシの強い食感を楽しめる商品です。煮込んでも食感が失われないため、にゅうめんでもお楽しみいただけます。
ひね特級品(黒帯)をさらに1年間熟成させた素麺です。2度以上梅雨越しさせて熟成させた独特の香りが鼻に抜け、更にコシが強くなっているため、のど越しをよくします。温かいにゅうめんにするのもおすすめです。一般的なスーパーでも手に入るそうめんですが、高級なものには職人の技術や伝統が反映されています。等級が高い高級そうめんをギフトとして贈れば、感謝の気持ちがより伝わるでしょう。そうめんは夏の贈り物としてはもちろんのこと、1年を通じてギフトにぴったりです。ぜひ、お中元やお歳暮、ちょっとしたお礼に贈ってみてくださいね。夏は食欲がグッと衰退気味になりますが、そんな時期でもそうめんだけはツルッと食べられちゃいます。中でも、「揖保乃糸(いぼのいと)」のそうめんが好き! 説明不要かもしれませんが、「揖保乃糸」は兵庫県揖保川の流域で生産されている手延そうめんのこと。そうめん界を代表するブランドですよね!しかし……知っていますでしょうか。みなさんが普段スーパーで買っている揖保乃糸は、揖保乃糸の中でも最安のランクであることを!!!揖保乃糸とひと口にいっても、実はこんなに種類があるんです!
揖保乃糸には、小麦粉の質や原材料、麺の細さ、製造時期などの違いによって、いくつかの等級があるのです!左から「太づくり」「上級」「熟成麺」「播州小麦」「縒(より)つむぎ」「特級」「三神(さんしん)」。右にいくほど値段が高くなります。スーパーでよく見るのは赤い帯の「上級」。少しキャラが違う「太づくり」を除くと、実は一番安いものだったんですね。
太づくりという名前からもわかるように、揖保乃糸の中で唯一太麺に仕上げてあり、その太さは定番「上級」の約1.5倍。少し太くすることにより、心地よい歯切れのあるそうめんになるそうです。原料に北海道の広大な大地で育った「きたほなみ」を使用。ほかの6種類とは少し趣向が違うようですが、どんな味わいなのでしょう?さてここからは、一番下の等級から順にご紹介。まずは「上級」です。今回購入したのは「揖保乃糸 お試しそうめんセット」という、「上級」「縒つむぎ」「特級」がセットになったもの。食べ比べるにはピッタリですね!普段スーパーなどでよく見かける揖保乃糸は、ほとんどがこの赤帯の上級。全生産量のおよそ85%を占めている主力商品とのこと。伝統製法を生かして、熟成と延ばしを繰り返し、11工程を経て作り上げるそう。ランクでは一番下ですが、揖保乃糸のこだわりはしっかりと詰まっています。
下から2番目は「熟成麺」。こちらの熟成麺は木箱入りで、どことなくゴージャス感あふれる金色の帯です。揖保乃糸の職人技の伝承を目的に誕生したそうめんで、厚生労働省認定の国家資格である「製麺技能士」有資格者が心を込めて作り上げている逸品。製造後は1年間、ゆっくりと熟成させているとのこと! 熟成させたそうめんは、コシが強く舌触りもよくなるといわれています。楽しみ……!商品名のとおり、兵庫県の播州地方で作られた小麦を使っているのが特徴のそうめん。粘りが持ち味の品種「ふくほのか」と、弾力性のある超強力の小麦「ゆめちから」をブレンドすることで、もちもちとした食感を実現しているんだとか。ここからはどんどん麺が細くなっていきます。基本的に、麺を細くしていくのには技術が必要なため、細さが等級に比例していくのでしょうね。この縒つむぎは、国内産小麦だけを使用したそうめん。紫色の高貴な帯に巻かれています。程よい弾力と、絹のような肌触りを持つそうめんなんだとか。合が選抜指定した熟練製造者のみが、厳寒期(12月~翌2月)に作る、揖保乃糸で2番目に等級の高い「特級」。そうめんは寒い時期に作られるほど美味になるといいますから、製造時期が限られているのが等級の高さの秘密かもしれません。上質の原料小麦粉を使用しており、さきほどの縒つむぎよりもさらに細いです。一番贈答に用いられる商品なんだとか。
そしてこれが揖保乃糸の最上ランク! 上質の原料小麦粉を使用しているだけでなく、組合が選抜指定した数軒の熟練した製造者にしか作れないうえ、製造時期が12月下旬〜翌2月上旬と特級よりもさらに短め。そして麺ももっとも細いです。製造量は揖保乃糸全体のごくわずか。1束ずつ紙でさらに包装されています。また値段もドーンと跳ね上がります。さて、すべてのラインアップをざっとご紹介しましたが、味の違いはどうなんでしょうか? 正直なところ、そうめんにそこまで違いはないだろうと思っていますが……?今回は等級順に2種類ずつゆでて、順番に食べていきます。というわけで実食に移りたいのですが、まずは作り方からご紹介。揖保乃糸のサイトに載っている「冷やしそうめん」のレシピが少し変わっていたので、この方法で試してみました。まずはお湯を沸かして……。1. そうめんの端から約2cmのところを調理用のヒモで結びます。2. そうめんは1分30秒~2分ゆで、ザルにあげて清水でよくもみ洗いをし、最後に氷水にさっとつけて水気をきります。3. 結んだままのそうめんを器にのせ、料理バサミで結んだ部分を切って氷と一緒に盛り付けます。なるほど……結ぶことで麺がからまらず、水の流れのようなまっすぐなそうめんになるのですね! きれい~♪4. めんつゆ、薬味でそうめんをいただきます。
薬味もたっぷり準備して……。薬味があると味がわかりにくくなってしまうので、食べ比べ時は使わずに、後で完食するときに使いました。
太づくりはコシと歯ごたえがすごい! そうめんというか、ひやむぎに近いような感じで、もちもちとしていて食べ応えがかなりあります。もはやそうめん……とはちょっと違うような気さえしてきますが、そうめんよりも腹持ちがいいかもしれません。
上級はほんのりと塩気を感じるこのそうめんは、まさに食べ慣れたあの味! 「ザ・揖保乃糸」という感じです。ツルっとしているのど越しで、かみ応えもある麺。するする食べられちゃいます。ちゃんとコシもあって、これが一番下の等級だとは思えません。色が全然違いますね! 播州小麦のほうがやや黄みがかった色をしているようにも見えます。熟成麺はプルプルツヤツヤ。とにかく麺がゼリーのようなこんにゃくのような、すごいみずみずしさがあります。コシと歯ごたえが独特で、これが1年間熟成させたすごさですね。舌触りがよく、ツルツルとすごい勢いで食べてしまいます。ペパーミント的にかなり好きなのど越しでした。
播州小麦はもちもち感がたまりません! 印象としては上級に近いような雰囲気がありました。しかしやっぱり使用している小麦にこだわりがあるだけあって、麺だけで食べてみると、少しほかの揖保乃糸とは違う小麦の風味がありました!縒つむぎは独特の歯ごたえ、かみ応えのある麺。コシもあるのにツルツル! 舌触りがなめらかです。太さも適度にあってこれぞそうめん、という印象。国内産小麦だけを使用しているからか、もちもちとした弾力が特徴的でした。
特級麺が細く、ゆで上がったものを見ているだけでウットリする美しさがあります。麺自体にすごくツヤがあるのが伝わりますでしょうか。のど越しがよすぎます。思わず「おいしい」と声が漏れます。しっかり歯ごたえもあるので食べ応えもバツグン。上からの2番目というのもうなずけます。三神はおおぉ……これはなんと繊細な麺でしょう……。見た目が宝石みたいにツヤツヤしていてすごい。特級と同じく、見てるだけでもなんだかウットリしてしまいます。麺が細いため、歯ごたえはやや特級のほうがあった印象ですが、繊細さという面では三神のほうが勝っている気がしました。のど越しも非常によく、ツルツルとどんどん食べてしまいます。細い分、1束に550本も入っているのですが、ちゅるるんと吸い込まれていってあっという間! なんでしょう「おそうめん」といいたくなります。
上位のそうめんは明らかにおいしかった!正直「そこまでそうめんに違いなんかないでしょう!」と思っていましたが、上位のそうめんは明らかにめちゃくちゃおいしかったです。ゆで上がったときのツヤも違いました。うまく伝わっていないかもしれませんが、上位ランクに行けば行くほどに、とにかく上品さと気品が高まってきます。たかがそうめん、されどそうめん! そんな印象です。素材と時期にこだわり、手間暇をかけて熟練の製造者が作ったものは、芸術品の域にまで達してる気がしましたよ……。
まとめ
大量にそうめんを購入してしまったので、保存方法についても調べてみました。通気性がよく、直射日光があたらない場所がいいようです。今年はかなり暑いので、ペパーミントはパックに入れて冷蔵庫で保管しています。気になった方はぜひぜひ私のように食べ比べてみてください! この夏、いつもよりも上位のランクの揖保乃糸で、リッチな夏をお過ごしください♪
こちらのランキングサイトは公式サイトの情報を元に作成されております。最新情報・新作アイテム・人気ランキング その他商品に関する情報は公式サイトにて全てご確認いただけますので、ぜひ上記サイト画像および画面下部に表示されているボタンをクリックしてお買い物やサービスをお楽しみくださいませ。また、お得なセール情報や限定アイテム、今だけのサービスなど、公式サイトでしか手に入れられない情報もございますので、まずはご覧になられることをおススメしております。このサイトでの出会いがあなた様の何かのきっかけになれば幸いです。本サイト上における表現等は作成当時のものでございますので、最新のものとは異なる場合がこざいます。しかし、本サイトからリンクできます公式サイトにて確認ができますので、どうぞクリック後ご確認ください。YouTube、Facebook等各種SNS、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどから情報を集めまして本ランキングサイトに随時追加を行なっていっております。「もっと詳しく知りたい」と思われましたら、ここから公式サイトへのリンクも設置しておりますのでご購入・お申込みの参考にして頂ければと思います。
【お得感・安心感をお求めの方へ】
最もお得感や安心感を感じていただけるのは公式サイトでのご購入・ご登録になるかと思います。最新のSALE情報、会員特別クーポン、定期割引等のお得情報やプライバシーポリシーといったセーフティも充実しています。ぜひこの機に公式サイトでのご購入・ご登録をおススメいたします。
プライバシーポリシー
当サイトでは、ご利用頂くお客様の個人情報を適切に保護するため、個人情報の保護に関する法律、その他の関係法令を遵守すると共に、以下に定めるプライバシーポリシーに従って、個人情報を安全かつ適切に取り扱うことを宣言いたします。
第1条(個人情報)
「個人情報」とは,個人情報保護法にいう「個人情報」を指すものとし,生存する個人に関する情報であって,当該情報に含まれる氏名,生年月日,住所,電話番号,連絡先その他の記述等により特定の個人を識別できる情報及び容貌,指紋,声紋にかかるデータ,及び健康保険証の保険者番号などの当該情報単体から特定の個人を識別できる情報(個人識別情報)を指します。
第2条(個人情報の収集方法)
当社は,ユーザーが利用登録をする際に氏名,生年月日,住所,電話番号,メールアドレス,銀行口座番号,クレジットカード番号,運転免許証番号などの個人情報をお尋ねすることがあります。また,ユーザーと提携先などとの間でなされたユーザーの個人情報を含む取引記録や決済に関する情報を,当社の提携先(情報提供元,広告主,広告配信先などを含みます。以下,「提携先」といいます。)などから収集することがあります。
第3条(個人情報を収集・利用する目的)
当社が個人情報を収集・利用する目的は,以下のとおりです。
- 当社サービスの提供・運営のため
- ユーザーからのお問い合わせに回答するため(本人確認を行うことを含む)
- ユーザーが利用中のサービスの新機能,更新情報,キャンペーン等及び当社が提供する他のサービスの案内のメールを送付するため
- メンテナンス,重要なお知らせなど必要に応じたご連絡のため
- 利用規約に違反したユーザーや,不正・不当な目的でサービスを利用しようとするユーザーの特定をし,ご利用をお断りするため
- ユーザーにご自身の登録情報の閲覧や変更,削除,ご利用状況の閲覧を行っていただくため
- 有料サービスにおいて,ユーザーに利用料金を請求するため
- 上記の利用目的に付随する目的
第4条(利用目的の変更)
- 当社は,利用目的が変更前と関連性を有すると合理的に認められる場合に限り,個人情報の利用目的を変更するものとします。
- 利用目的の変更を行った場合には,変更後の目的について,当社所定の方法により,ユーザーに通知し,または本ウェブサイト上に公表するものとします。
第5条(個人情報の第三者提供)
- 当社は,次に掲げる場合を除いて,あらかじめユーザーの同意を得ることなく,第三者に個人情報を提供することはありません。ただし,個人情報保護法その他の法令で認められる場合を除きます。
- 人の生命,身体または財産の保護のために必要がある場合であって,本人の同意を得ることが困難であるとき
- 公衆衛生の向上または児童の健全な育成の推進のために特に必要がある場合であって,本人の同意を得ることが困難であるとき
- 国の機関もしくは地方公共団体またはその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって,本人の同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき
- 予め次の事項を告知あるいは公表し,かつ当社が個人情報保護委員会に届出をしたとき
- 利用目的に第三者への提供を含むこと
- 第三者に提供されるデータの項目
- 第三者への提供の手段または方法
- 本人の求めに応じて個人情報の第三者への提供を停止すること
- 本人の求めを受け付ける方法
- 前項の定めにかかわらず,次に掲げる場合には,当該情報の提供先は第三者に該当しないものとします。
- 当社が利用目的の達成に必要な範囲内において個人情報の取扱いの全部または一部を委託する場合
- 合併その他の事由による事業の承継に伴って個人情報が提供される場合
- 個人情報を特定の者との間で共同して利用する場合であって,その旨並びに共同して利用される個人情報の項目,共同して利用する者の範囲,利用する者の利用目的および当該個人情報の管理について責任を有する者の氏名または名称について,あらかじめ本人に通知し,または本人が容易に知り得る状態に置いた場合
第6条(個人情報の開示)
- 当社は,本人から個人情報の開示を求められたときは,本人に対し,遅滞なくこれを開示します。ただし,開示することにより次のいずれかに該当する場合は,その全部または一部を開示しないこともあり,開示しない決定をした場合には,その旨を遅滞なく通知します。なお,個人情報の開示に際しては,1件あたり1,000円の手数料を申し受けます。
- 本人または第三者の生命,身体,財産その他の権利利益を害するおそれがある場合
- 当社の業務の適正な実施に著しい支障を及ぼすおそれがある場合
- その他法令に違反することとなる場合
- 前項の定めにかかわらず,履歴情報および特性情報などの個人情報以外の情報については,原則として開示いたしません。
第7条(個人情報の訂正および削除)
- ユーザーは,当社の保有する自己の個人情報が誤った情報である場合には,当社が定める手続きにより,当社に対して個人情報の訂正,追加または削除(以下,「訂正等」といいます。)を請求することができます。
- 当社は,ユーザーから前項の請求を受けてその請求に応じる必要があると判断した場合には,遅滞なく,当該個人情報の訂正等を行うものとします。
- 当社は,前項の規定に基づき訂正等を行った場合,または訂正等を行わない旨の決定をしたときは遅滞なく,これをユーザーに通知します。
第8条(個人情報の利用停止等)
- 当社は,本人から,個人情報が,利用目的の範囲を超えて取り扱われているという理由,または不正の手段により取得されたものであるという理由により,その利用の停止または消去(以下,「利用停止等」といいます。)を求められた場合には,遅滞なく必要な調査を行います。
- 前項の調査結果に基づき,その請求に応じる必要があると判断した場合には,遅滞なく,当該個人情報の利用停止等を行います。
- 当社は,前項の規定に基づき利用停止等を行った場合,または利用停止等を行わない旨の決定をしたときは,遅滞なく,これをユーザーに通知します。
- 前2項にかかわらず,利用停止等に多額の費用を有する場合その他利用停止等を行うことが困難な場合であって,ユーザーの権利利益を保護するために必要なこれに代わるべき措置をとれる場合は,この代替策を講じるものとします。
第9条(プライバシーポリシーの変更)
- 本ポリシーの内容は,法令その他本ポリシーに別段の定めのある事項を除いて,ユーザーに通知することなく,変更することができるものとします。
- 当社が別途定める場合を除いて,変更後のプライバシーポリシーは,本ウェブサイトに掲載したときから効力を生じるものとします。
当サイトが利用している広告サービス
当サイトは、以下の第三者の配信する広告サービスならびにアフィリエイトプログラムを利用しております。
- A8.net
- afb
- バリューコマース
- アクセストレード
これらのサービスにおいて取得・収集される情報については、各プログラムのプライバシーポリシーにてご確認ください。
揖保乃糸のそうめんの選び方
夏の風物詩として知られるそうめんですが、贈り物として選ばれる理由は他にもあることをご存知でしょうか?
そうめんは形が細く長いことから、「喜びが長く続く」という縁起物としての意味合いがあります。相手とのお付き合いに感謝し、今後も末永い交流を願うお中元のギフトとしては最適です。日本の食卓に浸透している一般的な食品だからこそ、お中元のそうめんは少し贅沢なものを選びたいところ。高級なものの選び方や、有名な銘柄について知っておくと、そうめんのお中元で感謝が伝わりやすくなりますよ。おいしいそうめんを選ぶ基準のひとつが熟成期間です。そうめんは秋~初春に製造され、その後、熟成させる期間によって新物・古物(ひねもの)・大古物(おおひねもの)に分けられます。それぞれの熟成期間は以下のとおりです。新物:梅雨時期を越した後に販売
古物:1年間熟成させ翌年の梅雨時期を越した後に販売、大古物:2年間熟成させ翌年梅雨時期を越した後に販売
高温多湿の梅雨を越すことで、生地の酵素が活発になり、組織が変化します。そのため、熟成を経たそうめんは、コシが強くなっていきます。高級に分類されるのは、主に古物、大古物です。ただし、熟成期間は長ければ長いほどいい、というわけではありません。2、3年が食べ頃だと言われています。そうめんを選ぶ際には、太さにも注目しましょう。「見た目が美しい」「製造に技術が必要」という理由から、細いそうめんほど高級品とされています。細いそうめんは熟練した職人の手によって作られるため、大量生産はできません。手延べ製麺(説明は後述)は、1本あたりの細さが異なることから、10gあたりの細さで表現します。一般的な表示ごとの細さは以下のとおりです。さらに約300本/10gの「超極細」もあります。おいしいそうめんをお中元で贈りたい場合には、高級とされている細物以下の細さを選ぶのがおすすめです。そうめんと同じく、夏を感じさせる食べ物として親しまれているひやむぎ。どちらも同じく白く細い麺ですが、違いについて知っている人は少ないかもしれません。実は、そうめんとひやむぎでは、麺の細さが異なるのです。機械製麺の場合、直径1.3mm未満であればそうめん、1.3mm以上1.7mm未満はひやむぎと、表記ルールが決められています。1.7mm以上はうどんに分類されます。手延べ製麺の場合、直径1.7mm未満であれば、そうめんとひやむぎ、どちらで表記しても問題ありません。有名銘柄のそうめんは、麺の細さ、熟成期間などの条件によって等級を分けています。等級は、そうめんの質を判断するうえでわかりやすい指標です。そうめんをまとめている帯の色や箱のラベルなどで等級を確認できます。以下では、代表的な銘柄である「揖保乃糸」と「三輪素麺」の等級を紹介します。手延べ製麺は、小麦粉、食塩、水を混ぜ、生地表面に植物性の油を塗って引き伸ばしていく製法です。熟成させ、生地が無理なく伸びる状態にしたうえで、縒りをかけながら生地を引き伸ばしていきます。しなやかな伸びは、小麦粉の成分であるグルテンによるものです。伸ばして休ませる工程を何度も繰り返すことで、そうめんの細さに仕上げています。他の製法との違いは、途中で生地を切らないことです。手間をかけることで、なめらかな食感とコシが生まれます。主に、高級そうめんに採用される製法です。機械製麺は、製麺機で生地を薄く伸ばし、乾燥させてから麺の細さに切る製法です。手打ち製麺は、生地をこね、伸ばした生地を切り、好みの太さに仕上げる製法です。現在では、手打ち製麺によるそうめんの流通量は多くありません。おいしいそうめんを選びたければ、産地にも注目してみましょう。各産地はそうめんの有名銘柄を輩出しており、独自の厳密な品質管理を行っています。奈良県では、奈良県三輪素麺工業協同組合の取り仕切りにより「三輪そうめん」が製造されています。毎年5月に天皇皇后両陛下をはじめ各宮家へ献上される、皇室御用達のそうめんです。農林水産省の「手延べそうめん」品質表示基準より厳密な組合独自の基準を設けており、シビアな品質管理を行っています。三輪そうめんをお探しの際は、品質管理を受けた証である鳥居マークの帯を目印にしてください。代表的な銘柄の一つとして、1717年に創業された株式会社・山本の「白龍」「白髪」が挙げられます。兵庫県は、「播州そうめん」の産地として有名です。代表的な銘柄として、兵庫県手延素麺協同組合が販売する播州手延そうめん「揖保乃糸」が挙げられます。約600年の間、伝統的な手延べ製法を受け継いでいます。さまざまな等級からそうめんを選べるのもポイントの一つ。赤色の帯が巻かれている「上級」は一般的なスーパーでも販売されており、多くの人に親しまれている等級です。徳島県では、太くモチモチした食感が特徴的な「半田そうめん」が製造されています。日本農林規格(JAS)では、ひやむぎに分類される太さですが、半田手延べそうめんの場合は伝統と地域性が認められ、特別に「そうめん」と表記可能です。製麺所の場所によって300m程度の標高差があり、熟成時間や水加減などさまざまな条件が異なるため、製麺所ごとのブランド化が進んでいます。製麺所による味の違いが楽しめるでしょう。製造は、主に半田手延べそうめん協同組合が取り仕切っています。小野製麺の「手延半田めん」が有名です。香川県は「小豆島そうめん」の産地です。小豆島手延素麺協同組合の「島の光」という銘柄が高級そうめんとして人気があります。ゴマ油を使う手延べ製麺で、麺の酸化を抑えています。独自の素材と製法を、約400年もの間受け継いでいる歴史ある銘柄です。長崎県は島原手延素麺協同組合が管理する「島原そうめん」の産地として知られています。富山県では、砺波製麺協業組合などの取り仕切りにより「大門そうめん」が製造されています。くるくると巻かれる珍しい形状であることから、「丸まげ素麺」とも呼ばれています。せっかくの高級そうめんは、正しいゆで方でおいしくいただたきたいもの。細さや銘柄によって少し違いがありますが、基本的には以下のような方法を意識するとおいしくゆであがるでしょう。吹きこぼれないように注意しながら、好みの固さになるまでゆでる、好みの固さになったら、麺を上げ、流水でよく洗う、有名銘柄を販売している会社は、公式ホームページで作り方を解説していることがあります。高級そうめんを贈った人には、ぜひ正しいゆで方で召し上がっていただくように伝えましょう。夏ギフトのイメージが強いそうめんですが、にゅうめんにしたりおすましの具にしたりと、1年を通じて味わってもらえる魅力があります。カラフルな色付きのそうめんは子どものお祝いごとや女性へのギフトとしても喜ばれるでしょう。食べれば無くなるためじゃまにならない、乾物のため日持ちしやすい、といった特徴から、ギフトとして贈りやすい食べ物です。お中元だけではなく、お歳暮やちょっとしたお礼にも、ぜひそうめんのギフトを検討してみてください。高級そうめんのギフトをご検討であれば、ぜひアーツギフトをご利用ください。全国の有名銘柄から、選りすぐりの高級そうめんを取り扱っています。代表的な高級そうめんギフトをご紹介しますので、お世話になっている方への贈り物としてぜひお選びください。2回以上の梅雨越しにより生まれるコシの強い食感を楽しめる商品です。煮込んでも食感が失われないため、にゅうめんでもお楽しみいただけます。ひね特級品(黒帯)をさらに1年間熟成させた素麺です。2度以上梅雨越しさせて熟成させた独特の香りが鼻に抜け、更にコシが強くなっているため、のど越しをよくします。温かいにゅうめんにするのもおすすめです。一般的なスーパーでも手に入るそうめんですが、高級なものには職人の技術や伝統が反映されています。等級が高い高級そうめんをギフトとして贈れば、感謝の気持ちがより伝わるでしょう。そうめんは夏の贈り物としてはもちろんのこと、1年を通じてギフトにぴったりです。ぜひ、お中元やお歳暮、ちょっとしたお礼に贈ってみてくださいね。夏は食欲がグッと衰退気味になりますが、そんな時期でもそうめんだけはツルッと食べられちゃいます。中でも、「揖保乃糸(いぼのいと)」のそうめんが好き! 説明不要かもしれませんが、「揖保乃糸」は兵庫県揖保川の流域で生産されている手延そうめんのこと。そうめん界を代表するブランドですよね!しかし……知っていますでしょうか。みなさんが普段スーパーで買っている揖保乃糸は、揖保乃糸の中でも最安のランクであることを!!!揖保乃糸とひと口にいっても、実はこんなに種類があるんです!揖保乃糸には、小麦粉の質や原材料、麺の細さ、製造時期などの違いによって、いくつかの等級があるのです!左から「太づくり」「上級」「熟成麺」「播州小麦」「縒(より)つむぎ」「特級」「三神(さんしん)」。右にいくほど値段が高くなります。スーパーでよく見るのは赤い帯の「上級」。少しキャラが違う「太づくり」を除くと、実は一番安いものだったんですね。太づくりという名前からもわかるように、揖保乃糸の中で唯一太麺に仕上げてあり、その太さは定番「上級」の約1.5倍。少し太くすることにより、心地よい歯切れのあるそうめんになるそうです。原料に北海道の広大な大地で育った「きたほなみ」を使用。ほかの6種類とは少し趣向が違うようですが、どんな味わいなのでしょう?さてここからは、一番下の等級から順にご紹介。まずは「上級」です。今回購入したのは「揖保乃糸 お試しそうめんセット」という、「上級」「縒つむぎ」「特級」がセットになったもの。食べ比べるにはピッタリですね!普段スーパーなどでよく見かける揖保乃糸は、ほとんどがこの赤帯の上級。全生産量のおよそ85%を占めている主力商品とのこと。伝統製法を生かして、熟成と延ばしを繰り返し、11工程を経て作り上げるそう。ランクでは一番下ですが、揖保乃糸のこだわりはしっかりと詰まっています。下から2番目は「熟成麺」。こちらの熟成麺は木箱入りで、どことなくゴージャス感あふれる金色の帯です。揖保乃糸の職人技の伝承を目的に誕生したそうめんで、厚生労働省認定の国家資格である「製麺技能士」有資格者が心を込めて作り上げている逸品。製造後は1年間、ゆっくりと熟成させているとのこと! 熟成させたそうめんは、コシが強く舌触りもよくなるといわれています。楽しみ……!商品名のとおり、兵庫県の播州地方で作られた小麦を使っているのが特徴のそうめん。粘りが持ち味の品種「ふくほのか」と、弾力性のある超強力の小麦「ゆめちから」をブレンドすることで、もちもちとした食感を実現しているんだとか。ここからはどんどん麺が細くなっていきます。基本的に、麺を細くしていくのには技術が必要なため、細さが等級に比例していくのでしょうね。この縒つむぎは、国内産小麦だけを使用したそうめん。紫色の高貴な帯に巻かれています。程よい弾力と、絹のような肌触りを持つそうめんなんだとか。合が選抜指定した熟練製造者のみが、厳寒期(12月~翌2月)に作る、揖保乃糸で2番目に等級の高い「特級」。そうめんは寒い時期に作られるほど美味になるといいますから、製造時期が限られているのが等級の高さの秘密かもしれません。上質の原料小麦粉を使用しており、さきほどの縒つむぎよりもさらに細いです。一番贈答に用いられる商品なんだとか。そしてこれが揖保乃糸の最上ランク! 上質の原料小麦粉を使用しているだけでなく、組合が選抜指定した数軒の熟練した製造者にしか作れないうえ、製造時期が12月下旬〜翌2月上旬と特級よりもさらに短め。そして麺ももっとも細いです。製造量は揖保乃糸全体のごくわずか。1束ずつ紙でさらに包装されています。また値段もドーンと跳ね上がります。さて、すべてのラインアップをざっとご紹介しましたが、味の違いはどうなんでしょうか? 正直なところ、そうめんにそこまで違いはないだろうと思っていますが……?今回は等級順に2種類ずつゆでて、順番に食べていきます。というわけで実食に移りたいのですが、まずは作り方からご紹介。揖保乃糸のサイトに載っている「冷やしそうめん」のレシピが少し変わっていたので、この方法で試してみました。まずはお湯を沸かして……。1. そうめんの端から約2cmのところを調理用のヒモで結びます。2. そうめんは1分30秒~2分ゆで、ザルにあげて清水でよくもみ洗いをし、最後に氷水にさっとつけて水気をきります。3. 結んだままのそうめんを器にのせ、料理バサミで結んだ部分を切って氷と一緒に盛り付けます。なるほど……結ぶことで麺がからまらず、水の流れのようなまっすぐなそうめんになるのですね! きれい~♪4. めんつゆ、薬味でそうめんをいただきます。薬味もたっぷり準備して……。薬味があると味がわかりにくくなってしまうので、食べ比べ時は使わずに、後で完食するときに使いました。太づくりはコシと歯ごたえがすごい! そうめんというか、ひやむぎに近いような感じで、もちもちとしていて食べ応えがかなりあります。もはやそうめん……とはちょっと違うような気さえしてきますが、そうめんよりも腹持ちがいいかもしれません。上級はほんのりと塩気を感じるこのそうめんは、まさに食べ慣れたあの味! 「ザ・揖保乃糸」という感じです。ツルっとしているのど越しで、かみ応えもある麺。するする食べられちゃいます。ちゃんとコシもあって、これが一番下の等級だとは思えません。色が全然違いますね! 播州小麦のほうがやや黄みがかった色をしているようにも見えます。熟成麺はプルプルツヤツヤ。とにかく麺がゼリーのようなこんにゃくのような、すごいみずみずしさがあります。コシと歯ごたえが独特で、これが1年間熟成させたすごさですね。舌触りがよく、ツルツルとすごい勢いで食べてしまいます。ペパーミント的にかなり好きなのど越しでした。播州小麦はもちもち感がたまりません! 印象としては上級に近いような雰囲気がありました。しかしやっぱり使用している小麦にこだわりがあるだけあって、麺だけで食べてみると、少しほかの揖保乃糸とは違う小麦の風味がありました!縒つむぎは独特の歯ごたえ、かみ応えのある麺。コシもあるのにツルツル! 舌触りがなめらかです。太さも適度にあってこれぞそうめん、という印象。国内産小麦だけを使用しているからか、もちもちとした弾力が特徴的でした。特級麺が細く、ゆで上がったものを見ているだけでウットリする美しさがあります。麺自体にすごくツヤがあるのが伝わりますでしょうか。のど越しがよすぎます。思わず「おいしい」と声が漏れます。しっかり歯ごたえもあるので食べ応えもバツグン。上からの2番目というのもうなずけます。三神はおおぉ……これはなんと繊細な麺でしょう……。見た目が宝石みたいにツヤツヤしていてすごい。特級と同じく、見てるだけでもなんだかウットリしてしまいます。麺が細いため、歯ごたえはやや特級のほうがあった印象ですが、繊細さという面では三神のほうが勝っている気がしました。のど越しも非常によく、ツルツルとどんどん食べてしまいます。細い分、1束に550本も入っているのですが、ちゅるるんと吸い込まれていってあっという間! なんでしょう「おそうめん」といいたくなります。上位のそうめんは明らかにおいしかった!正直「そこまでそうめんに違いなんかないでしょう!」と思っていましたが、上位のそうめんは明らかにめちゃくちゃおいしかったです。ゆで上がったときのツヤも違いました。うまく伝わっていないかもしれませんが、上位ランクに行けば行くほどに、とにかく上品さと気品が高まってきます。たかがそうめん、されどそうめん! そんな印象です。素材と時期にこだわり、手間暇をかけて熟練の製造者が作ったものは、芸術品の域にまで達してる気がしましたよ……。
まとめ
大量にそうめんを購入してしまったので、保存方法についても調べてみました。通気性がよく、直射日光があたらない場所がいいようです。今年はかなり暑いので、ペパーミントはパックに入れて冷蔵庫で保管しています。気になった方はぜひぜひ私のように食べ比べてみてください! この夏、いつもよりも上位のランクの揖保乃糸で、リッチな夏をお過ごしください♪